短編作品紹介

未商業化作品紹介

★単発作品★

美しき【魔王】の俺の番が【聖女】だとか聞いてない~聖なる力にダメージを受けながらも不遇聖女を溺愛したい~

魔界に入り込んだ騎士との戦いの最中、彼は【元は白かったであろう服】を着て涙を浮かべながら懸命に光魔法で味方を癒す少女を見つける。 一瞬にして心奪われた【それ】は彼の【番】で【聖女】だった。 純粋無垢な言葉と彼女の【善意】に精神的ダメージを受けながらも、【番】を幸せにしようとする若干ナルシスト気質の魔王のラブコメディ!!

忘れられない記憶

これは私の、忘れられない記憶。 深夜に出会って深夜に消えた彼と私のはじまらなかった物語。 金縛りから始まった、2ヶ月の物語。

死の点呼

死の間際、勝手にインストールされたラジオアプリから聞こえる、小学六年生の時の担任の先生の声。 それは死への誘いか、それとも──?

任侠メガネとうさぎちゃん

野原宇紗奈、通称うさぎは、あがり症で気弱で陰キャで、よく人に絡まれる。 そんな彼女を助けてくれたのは、小学六年生で引っ越したお隣に住んでいた幼馴染──日吉守だった。 小さい頃よくパシリに使われていた宇紗奈。 ひょんなことから彼と付き合っていることになり、その悪夢の日々が再開されるが……。 彼と一緒にいることでクラスに馴染みはじめ、彼女自身も成長していく。 そして祭りの日。 宇紗奈は、守が彼女をパシリに使っていた本当の理由を知る。 火事と喧嘩は江戸の花。 恋と仁義の青春ストーリー。

夏の終わり、夕闇の向こう

「私」は名前しか知らなかった「許嫁」との文通を重ね、「彼」に惹かれた。 だが、時代の波に飲み込まれ、無情にも二人は引き離される。 懸命に混乱の時代を生き抜いた「私」と、「私」が綴り続けた手紙の結末は──? 始まる前に終わってしまった、始まりのお話。

婚約破棄ですか?ボツですが何か?

「ネリ!! 私は、お前との婚約を破棄する!!」 「芸がない。ボツですわ」 3か月前から突然繰り返される婚約者ルーベンス王太子からの婚約破棄宣言。 公爵令嬢であるネリアリアはその理由のない婚約破棄宣言に毎日毎日ボツを突きつける日々を送っていた。 婚約破棄したいが理由はないと言い張るルーベンスと、理由が無いのに婚約破棄をするわけにはいかないとボツを突きつけ続けるネリアリアの攻防戦ラブファンタジー!!

言葉はラムネ瓶に消えて

「都築唯が受験に向けて放課後の数学準備室で個人授業をしてもらい始めて、早半年が過ぎた。 御影先生は個人授業終わりにラムネをごちそうしてくれた。 冬になってもそれは続いて、わざわざラムネを探して常備していてくれる先生。 そんな彼との時間が、唯にとってかけがえのないものになっていく。 唯が高校生であるから言葉にできない言葉。 先生が先生であるから言葉にできない言葉。 その言葉はどこに繋がっていくのか。

嘘でも恋していいですか?

「来てしまった……」 あることを理由に一方的に彼氏に別れを告げられた舞は、『嘘でもいい。ちゃんと愛される経験が欲しい』と、レンタル彼氏に手を伸ばした。 そして舞とレンタル彼氏『瑠璃』は嘘の恋人の時間を過ごす。 互いの素性を知らないままに。 互いの事情を知らないままに。 ただその時間だけを。 逢瀬を重ねるうちに『瑠璃』に惹かれていく舞。 だけどどれだけ一緒に居ても本当の彼が見えてこないどころか、時折見える『他の嘘彼女』の存在に、すれ違っていく。 お金で繋がった二人の恋の行方は──……?

パパ活、始めました

「誰でも良い。一人になりたくない」 家にも学校にも居場所を無くし孤独からの脱出を求めパパ活をしようとした女子高生・まいか。 そんな彼女を放っておけずに食事に誘ったところから「パパ」と呼ばれ懐かれてしまった29歳社会人・璃央。 「ご飯にする? お風呂にする? それともわ・た──」 「パパ活しようとしない!!」 パパ活したいまいかと、パパ活を認めない璃央の攻防戦が繰り広げられる日々。 いつしかこの温かい日々を愛おしく感じるようになって──?

その声に恋して~推し読み聞かせ配信者はいじわるな俺様上司?~

望月桜には3つの顔がある。 一つは普通のOLとしての顔。 二つは兼業作家としての顔。 そして三つ、リスナーとしての顔。 毎週水曜日の夜22時。 それは桜の推し配信者、白兎(はくと)の配信が始まる時間。 いつものごとく週に一度の楽しみにふけった翌日、彼女の前に現れたのは──。 ──推しの声を持った、とんでもなく鬼畜な新しい上司だった……。 「そんなはずない……この鬼畜が白兎さんなわけがない……認めてなるものかぁぁぁあああ!!!!!」

私の心の薬箱~痛む胸を治してくれたのは、鬼畜上司のわかりづらい溺愛でした~

「顔いっぱいの眼鏡をかけ、地味で自身のない水無瀬海月(みなせみつき)は、部署内でも浮いた存在だった。 そんな中初めてできた彼氏──村上優悟(むらかみゆうご)に、海月は束の間の幸せを感じるも、それは罰ゲームで告白したという残酷なもの。 真実を知り絶望する海月を叱咤激励し支えたのは、部署の鬼主任、和泉雪兎(いずみゆきと)だった。 彼に支えられながら、海月は自分の人生を大切に、自分を変えていこうと決意する。 自己肯定感が低いけれど芯の強い海月と、わかりづらい溺愛で彼女をずっと支えてきた雪兎。 じれながらも二人の恋が動き出す──。

シリーズ番外編短編

眠れる森の白雪姫〜とある変態娘の演劇大会〜

セイレ王国の年に一度の演劇大会。 クロスフォード領孤児院が最終選考に残ったが、風邪の大丈夫流行で人手が足りなくなり、急遽代役としてヒメたちが選ばれた。 演目は【眠れる森の白雪姫】──。 代役として白雪姫役をすることになった変態娘・神崎ヒメは、王子の代役である愛しの推しシリル・クロスフォードと合法的にくっつくことができるこの舞台を楽しみにしていたが……?

夜空の花を見上げて

異世界転移を果たした先──セイレ王国には花火という概念がないことを知った神崎ヒメ。 最愛の推しシリル・クロスフォード騎士団長へ、花火の説明をしてみても、「どこの戦場だ」と言う始末。 【先生(シリル)と一緒に花火を見たい!!】 そんな一心で、異世界で夏の風物詩を再現しようとヒメが奮闘する!! 果たしてヒメは氷の騎士団長を感動させることができるのか!?

秋の香り

推しの部屋にて。 とある秋の一コマ。。 秋について何を言っても、大好きな【堅物騎士団長】兼【グローリアス学園教師】のシリル・クロスフォード先生は適当な返しばかり。 「秋は寂しくなる」 そんなぽろりとでた感情に、シリルの反応は──?

君が生まれた日──

誰も知らなかったヒメの誕生日。 そんな友のを祝おうと聖女クレアは計画する。 計画通り呼び出されたヒメがそこにある一冊の本に触れると、彼女は本の中へと吸い込まれてしまった。 「不思議の国のアリス」のキャラクターに扮した仲間達に祝われながら、彼女は何を思うのか。 「私が生まれた日。 それは私にとっては特になんでもない日。 そう思って生きてきたけれど……。」

最後の愛してるを伝える日まで

「異世界に転移してきて5年。 ついに春から魔法学校グローリアス学園に入学する神崎ヒメは、今年も推しに愛を叫ぶ。が……?